週末にオートバイでツーリングすると気持ちいいですね！
車と違い実際に風を肌で感じながら見知らぬ土地の景色を見るのは楽しいものです。
ツーリングが趣味という方には多いですが、オートバイを普段の交通手段にしているという人はあまりおられません。
中には家にオートバイが眠っている、長い間乗っていない、子供の結婚式の費用を工面するために現金が欲しいなどを様々な理由で、オートバイを手放して現金に換えたいと思う方もおられます。
それではオートバイを現金化する上でどんなことに留意したら良いのでしょうか？
複数の業者に見積もりを出す
オートバイを買い取ってもらい現金化する時には、一つの業者だけだと自分のバイクの価値がよくわかりません。
あらかじめ複数の業者に連絡して査定してもらい、今の自分のバイクの中古相場がどれだけの物なのかを知ってから、一つの業者に絞って交渉していた方がより高い値段で売却できます。
しかし買い取り業者としては、より安い値段でオートバイを買い取りたいので、多少のプレッシャーをかけてきます。
もしこちらがオートバイを早く売却して現金が欲しいという態度を出してしまうと、安く買い叩かれてしまうかもしれません。
そのため値段の交渉の時にはなるべく平常心を保って、すぐに売りたいという気持ちを悟られないようにしましょう。
オートバイを今すぐ売りたい、今すぐ現金が欲しい気持ちが伝わると、買い取り業者に優位な立場で交渉が始まるので、こちらの希望通りの値段を受け入れてもらえません。
そこで見積もりを依頼する時には、今すぐに売りたいので見積もりに来てくださいと言うのではなく、時間がないので今日中に見積もりをお願いしますと伝えた方が無難です。
買い取りは下取りよりも値段が高くなる傾向がある
オートバイを売却して現金に変えるのは買い取りですが、新しいオートバイに乗り換えるのに古いものを買い取ってもらい、新しいオートバイの金額との差額を埋めるのは下取りと言います。
一般的に買い取りの方が下取りよりも高い値段で売却できます。
また長い間乗っていない壊れたオートバイを下取りしてもらうと、値段が安くされがちですが、買い取りを選ぶと壊れたオートバイでもそれなりの値段がつきます。
そのため将来新しいオートバイを買う予定だったとしても、下取りではなく買い取りを選んで、一度現金に変えてから新しいオートバイを買った方がお得です。
さらに年代物の車やオートバイにはファンも多いので、壊れていて状態が悪くても買い取り業者がそれなりの値段で買い取り、きれいにしてから高値で売りに出すこともよくあります。
それで自分のオートバイの相場を良く見ておき、交渉の時になるべく良い値段で売れるように心がけましょう。
その日のうちに現金を手にするのは難しい
オートバイの状態にもよりますが、買い取ってもらう時に基本的には数十万円、場合によっては100万円を超える額になることもあります。
買い取り業者は1日に数件の客の家を回っているので、多額の現金を手持ちで抱えているとは限りません。
そのためその場で100万円以上の現金で支払うことは難しく、多くの場合には後で利用者が指定した銀行口座に振り込むという形を取ります。
一例として全国的に有名なバイク王のサイトには、3万円未満は当日現金をお支払いしますが、3万円を超えた時には銀行口座に振り込まれるという記載があります。
もしどうしても緊急に現金を手にしたい時には、現金を持ってきてくれるように、あらかじめ買い取り業者に連絡しておくと良いでしょう。
きっとコンビニや銀行に出向いて現金を引き出してから来ることでしょう。
オートバイの現金化で具体的にはどうしたら良いのか
オートバイを売却して現金化する前に必要な書類が揃っているかどうかを確認しましょう。
オートバイの中に車検証や自賠責保険証書はありますか？
それに加えて印鑑や身分証明書を準備しておきましょう。
また未成年者が オートバイを売る時には親の同意が必要なので、親の身分証も準備しておかなければなりません。
オートバイの所有者と売却を依頼した人の名前が異なる時には、盗難を疑われていまします。
それで所有者からの委任状や所有者の身分証もあらかじめ準備しておかなければなりません。
必要な書類を準備した後でインターネットや電話で買い取り業者に連絡して、査定してもらう日時を指定しましょう。
オートバイを現金化するまとめ
オートバイを運転するのはロマンを感じますが、普段から乗り回すのではなく、たまにツーリングに行くだけなら売却を検討することもできます。
家に眠ったままにしておくよりは、現金に換えたほうが良いこともあります。
また新しいバイクを買うにしても、まずは現金に換えてから貯金しておくこともできます。
買い取り業者によっては即日で見積もりして買い取りしてくれるところもあり、買い取り額を現金で支払ってくれます。
しかし金額が高い時にはその場で現金を支払うことはせず、日を改めて銀行口座の中に振り込まれるので、緊急にお金が欲しい時には前もって業者と連絡しておきましょう。
買い取り業者との交渉の時にはこちらが主導権を握れるように、自分のオートバイの価値をあらかじめ調べておくことが大切です。
そのためオートバイを現金化する時には、思い立ってすぐに行うのではなく、前もってよく準備をしてから買い取り業者に連絡した方が上手くいくでしょう。
