気になる項目をチェック
現金書留封筒ってそれ何?見たこともないんだけど
現在、銀行振込もネットで可能になり、ATMはともかく窓口での手続きをする人も激減しました。
ネットでの振り込みなら、オンタイムで相手の口座に入金できることもありますので、安全でしかも早く便利ですよね。
また定期的な支払いの場合、自動引落というものもあります。
これも当人が一旦申し込めば、後は自動でやってくれます。
結果、現金をそのまま送るという発想、今の人には遠くなりましたね。
現金書留封筒と言われても、意味がわからないという若い人、多数に上ると推測されます。
お金を数字でなく現金として送る方法が、この現金書留封筒を使った送付なのです。
現金書留封筒ってどこで買って出すの?ポストやコンビニでも良い?
書留、と言う名前がついている通り、これは郵便局での購入になります。
そしてポストやコンビニでは、出すことはできません。
コンビニでは断られますし、ポストに入れておくと戻ってきてしまいます。
現金書留封筒を手に入れることができるのも、送ることができるのも郵便局を介してだけなのです。
まあ簡単に言うと、完全にアナログの世界ですね。
人間の手で売買した封筒に、人間の手で現金を入れ、窓口の人間に渡してその後人間の手で配達受け取りです。
現在のデジタル社会を完全に裏返した方法の、現金の送付です。
それだけに、ある意味間違いも少なく安全性の高い現金の送付方法ですね。
その代わりとして、リアルタイムはもってのほか、届くのにも日数がかかります。
送る時には郵便局が開いている時間に行って手続きしなくてはいけません。
ちょっと面倒だと近頃の人が考えるのは当然のことです。
余談ながら面倒だからといって、普通郵便などに現金入れて送るのは厳禁です。
そこは覚えておいてくださいね。
またもちろん、ちょっと郵送料が高い分補償もついてきます。
とは言っても上限がありますので、最高額50,000円以下にしておくのがオススメです。
現金書留ってどういう時に使うもの?手紙とか入れちゃいけないと聞いたけど
デジタル社会で人間クールにドライになってきましたが、でも例えば友達の結婚式の御祝い、どうしても行けない時にはお祝い金だけでも送りますね。
これを銀行振込にするというのは、流石に味気なさすぎます。
逆の、不祝儀でも同じことです。
お香典振り込んでおいたというのは、さすがの若いデジタル人間でもこれはちょっと、と思いますよね。
こういう時に、現金書留封筒は活躍してくれます。
昔はともかく今では手紙なども同封できるようになりましたし、祝儀袋や不祝儀袋に入れてそのまま送ることができます。
一筆、おめでとうなどの言葉を書いた便箋を入れて、気持ちを伝えることもできます。
アナログですが、アナログの良さを生かした使い方ができるのが、現金書留封筒での現金の送付なのです。

ネット見てたら現金書留の現金化って話題が出てたけど現金化できるものなの?
現金書留封筒自体の存在が、忘れられたというのはちょっと極端ですが、知られなくなってきたこの時代です。
こういった、郵便局を介して現金を送るというシステム、知らない人も増えました。
なので、現金書留は為替などと同じく、現金化する必要があると思い込んだ人もいるのですね。
実際この手のF&Qは、ネットに散見されます。
現金書留封筒は、現金そのものを送るので、特に現金化などは必要ありません。
書留で来るので、当人が印鑑を用意して待つ昼用だけはあります。
印鑑を持って現金が来るのを待つ、ある意味現金化と言えないこともありませんが、いわゆるクレジットカードの現金化やギフト券の現金化とは違います。
現金を現金のまま送るのが、現金書留でのお金の送付の仕方だと覚えておいてくださいね。
でもいわゆる現金化ではないですが、カードの現金化などにはちょっと縁がないわけではありません。
つまり現金書留封筒での現金の送付と現金化は無関係ということ?
いわゆる現金化というのは、クレジットカードでの買い物でキャッシュバックを利用したものとか、手元にあるギフト券などを売って現金を得ることです。
なので現金書留封筒での現金郵送とは、完全に有無関係といえなくもありません。
ただ時に、現金化業者に頼んで現金化したお金を現金書留で送ってもらう、ということもできないことではありません。
クレジットカードの現金化は基本的に、銀行への振り込みになります。
これが一番早く手元に現金が届く方法だからです。
また実店舗のある業者なら、店舗での直接手続きでその場で現金を受け取ることも可能です。
現金書留の出番は、まるっきりないように見えますね。
時間もかかるし、切手代もかかるので、結果換金率も悪くなります。
でも、銀行口座への入金を知られたくないとか、なにかの事情がある場合、この現金書留封筒での現金郵送という方法も無いわけではないのですね。
とは言っても実際のところ、できるというだけでまず実行する業者も、顧客もいないというのが現実です。
いわゆる現金化と現金書留封筒での現金送付、この2つの接点はないとは言えないものの、現実としては利用価値はあまり無いと言うしかありません。