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「ギャラ飲み」と「パパ活」は似てる? それともまったく違うもの?
若い女性が裕福な大人の男性を相手にする活動には近年様々なものがありますが、特定の業者はきっちりと仕切っているものはごく一部であり、全体としてははっきりと区別されていないものも多くあります。
ここでは、ギャラ飲みとパパ活の違いについて解説します。
そもそもギャラ飲みとはどういうもののことを言うのか
ギャラ飲みとは簡単に言うと特定の主催者(主に男性)が一緒に飲む相手(主に女性)を募り、それに応じた女性たちと楽しく飲んだ後に、報酬を支払う形の活動のことを言います。
男性は綺麗な女性たちと楽しむことができて、女性は報酬がもらえるという互いのニーズによって成り立っており、開催の形は様々です。
近年では専用のアプリなども登場し相場なども一般的に波及するようになりましたが、現在でも掲示板やSNSなどで募集が賭けられていることもあり、その形態や相場については一貫していません。
ギャラ飲みを大きく特徴付けているのは飲み会であるということと、ギャラが発生するという点です。
元々はモデルやアイドルなどが業界の有力者や、ツテを持つ富裕層の飲みの場に呼ばれてお小遣いをもらうというものでしたが、それが段々とシステム化していき、業界内にとどまらず女子大生など、主催者側のニーズに合った女性も多く参加できるようになりました。
また主催者側も基本的には金銭に余裕があれば、特別なコネなどがなくとも女性が集められやすいシステムができ上がっていきました。
それではパパ活とは、どういったもののことを言うのか
パパ活とは、基本的に一対一で行われるもので、主に富裕層である男性の「パパ」に対して、若い女性たちが食事や買い物などのデートに付き合うことで、お小遣いをもらえるというものです。
古くは援助交際と呼ばれていたものにも近いですが、近年では特に未成年の取り締まりも厳しくなり、女性の主な年齢層は20代以上となっています。
男性の年齢層は20代から60代ということもあるほど幅広く、また女性に関しても相手のニーズ次第ではより上の年齢の場合もあります。
パパ活の形態は様々であり、基本的には男性が女性に対して要望を出し、報酬も含めて女性がそれに応えることが可能であれば成立し、二人で会うということになります。
内容はお茶や食事をするだけといったものから、遊園地などへ一緒に行ってもらったり、またより親しくなったり高報酬であれば、体の関係を持つこともあります。
ただし商売ではなく、あくまで自由恋愛の延長で、男性が付き合ってくれたお礼にお手当を渡すというのが一般的です。

ギャラ飲みとパパ活の具体的な違いは?相場についても
このようにギャラ飲みとパパ活はその成り立ちからも大きな違いがありますが、他にもいろいろな違いがあります。
まずは人数の違いで、ギャラ飲みは飲み会なので基本的には大人数になります。
そして男性が少数に対して女性は多めということが一般的ですが、同数の場合や女性のほうが少ない場合もあり、はっきりとした決まりはありません!
これに対してパパ活は一対一であることがほとんどです。
ダブルデートなど複数人というケースも稀にありますが、それは例外と言えるものでしょう。
さらにギャラ飲みは「飲み会」が主体であるのに対して、パパ活は「デート」が主体です。
どちらもこれらを主な目的としているので、その点も大きな違いだと言えます。
また一般的にパパ活は個人間での交渉になりますが、ギャラ飲みではよりシステム化されていく傾向にあり、アプリやサイトなど専門的に仲介する業者も出てきています。
そうしたことから相場についてもパパ活に個人差が大きくあるのに対して、ギャラ飲みのほうは明確化・平均化する傾向にあります。
ギャラ飲みとパパ活でもはっきりと線引きできない部分がある
このように、ギャラ飲みとパパ活では一見するとかなりの大きな違いがあるように見えます。
しかしギャラ飲みのほうはシステム化が進んでいるとはいえ、まだかなりの部分で専用のアプリなども通さずに行われている部分もあり、すべてをはっきりと定義できるものではありません。
特に男女の活動という点で大きくなるのが、体の関係でしょう。
どちらにも共通するものとして、男性の多くが最終的には女性と体の関係を求めるというものがあり、もちろん全員がそうなわけではなく本当に飲むだけ、デートするだけを求める男性も存在していますが、そうではないという男性もかなりの数にのぼります。
また逆に本音ではデートや飲みすら求めておらず、そうした形式を入り口としながら、はじめから体の関係しか求めていないような男性もいます。
そうした男性側の圧というものが存在している関係で、個人間の取り引きにおいてはギャラ飲みもパパ活も線引きが曖昧になりがちです。
パパ活で飲むこともありますし、ギャラ飲みで個人的な付き合いに発展することも多く、実態としてははっきりと違いと言えない部分も多くあるのです。

ギャラ飲みとパパ活は表向きはかなり違うけど…?
ギャラ飲みとは主に富裕層の男性の主催者側が若い女性を集めて行うもので、一緒に飲んだ後に女性に対してお手当が渡されます。
女性と楽しく飲みたい男性側と、報酬を求める女性側のニーズが合致したものであり、近年では業者の仲介によるシステム化も進んできています。
パパ活は富裕層の男性が若い女性に食事などのデートに付き合ってもらい、お手当を渡すというもので、若い女性と接したいというニーズと、報酬をもらえるというニーズが合致しているという点でギャラ飲みとも共通点が多いものです。
しかし両者で大きく違うのが、複数人か一対一かであるということ!
ギャラ飲みは「飲み会」を主体としているので必然的に大人数になり、パパ活は「デート」を主体としているので一対一になります。
ただしこのどちらにも、奥底には体の関係を持ちたいという男性側の考えもあるため、特にアプリや業者などを通さない個人間の取り引きにおいては、線引きはそこまではっきりしていない部分も多くあります。
それぞれの実態はその名前そのものよりも、どういった条件で成り立っているのかという点にあると言えるでしょう。
