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クレジットカードの審査で行われる在籍確認とは
クレジットカードを発行するときには申し込みをして審査を受けなければなりません。
申込書類に基づいて支払い能力があるかどうかを見極められることになりますが、審査の過程では在籍確認も行われるので注意しましょう。
在籍確認とはクレジットカードの申し込みをした人が、申込書に記載した勤め先で本当に働いているかを確認することです。
一般的な方法は勤務先の電話番号に電話をかけて、本人がその場で働いていることを調べるやり方です。
本人が不在だった場合にも、同僚が電話に出てくれて席を外しているなどと回答してもらえれば在籍確認ができたと見なされます。
クレジットカード会社では会社名を明かさずにオペレーターの名前で電話をかけるのが一般的です。
クレジットカードの発行を申し込んだ事実は同僚に知られない仕組みになっています。
人に知られずに発行したいと思っている人は在籍確認が不安になりがちですが、会社名が出てくることがないと知ると安心できるでしょう。
クレジットカードの2枚目を作るときに重要なポイント
2枚目のクレジットカードを作るときには何を重視するかをよく検討する必要があります。
最初のクレジットカードについて持っている不満を解消できるようにするか、クレジットカードが個々に持っている特典に着目して魅力的なものにするのが一般的に重視されている考え方です。
最初のクレジットカードではいつも使っているポイントが貯まらないから2枚目は他のものにしたい、このカードは普段利用しているスーパーで割引特典があるから2枚目として使いたいというのが典型例です。
また、最初のクレジットカードとは違うカードブランドで2枚目を作るという考え方もあります。
マスターカードだったからVISAにして使える店舗を増やすといった発想で選ぶのが基本です。
このように1枚目のクレジットカードと対比すると2枚目として満足度の高いクレジットカードを選び出せます。
1枚目との使い分け方も考えて選ぶとより納得できるカードを選定できるでしょう。
ポイントを計画的に貯めて非常に便利なクレジットカードで商品と交換する
クレジットカードを持ちすぎるリスクとは
クレジットカードは所有枚数に限度がないので、審査で落ちなければ何枚でも持てます。
ただ、クレジットカードを持ちすぎるのにはリスクもあるので注意しましょう。
クレジットカードの枚数が増えると個々のカードの利用可能枠は小さくなりがちです。
大きな買い物をしたいときに使えなくなる可能性があるので注意しましょう。
また、クレジットカードの管理が難しくなるリスクもあります。
紛失しても気付かず、実は盗難に遭っていて不正利用されてしまうという可能性もあるでしょう。
いくら使ったかがわからなくなってしまい、翌月の支払いができずに困ってしまう場合もあります。
管理できる枚数には限度があるので、自分できちんと把握できる範囲にしておくのが無難です。
クレジットカードの持ちすぎによる問題点として、浪費をしてしまいやすいことも挙げられます。
合計すると大きな金額を使えるので、むやみやたらに使ってしまう人も多いのです。
やはり支払いが困難になる原因になるため注意が必要です。
クレジットカードの磁気不良や破損・故障への対応方法
クレジットカードの発行をしたいと思うタイミングとして磁気不良で使えなくなってしまったときや、破損・故障が発生したときもあるでしょう。
クレジットカードは再発行が可能なので、新規に申し込みをして発行してもらうのではなく、再発行の申し込みをするのが正しい対応です。
再発行は無料のクレジットカード会社もありますが、費用が発生することもあるので規約を確認しておきましょう。
費用が発生する場合には再発行をするかどうかをよく考えることも重要です。
クレジットカードをオンラインでしか使わないような場合には、カード本体の磁気不良などで使えなくても大きな問題はないでしょう。
有効期限が切れて更新する段階になると無料で新しいカードを発行してもらえます。
特に有効期限がすぐに切れる段階になっている場合には、お金を払って再発行してもらわなくても良いと考えられる可能性も高いでしょう。
クレジットカードをなぜか作れない人はどうすれば良いのか
クレジットカードの3Dセキュアによる認証とは
多くのクレジットカードでは3Dセキュアに対応して本人認証の確実性を高めるようになりました。
3Dセキュアは世界四大ブランドのどれでも対応している認証システムで、クレジットカード会社に申請して手続きをすると使えるようになります。
従来はクレジットカードを使用する際にはクレジットカード番号と有効期限があれば十分でした。
しかし、クレジットカードを盗まれた際には、簡単に他人に悪用されてしまいます。
この問題を解決するために導入されたのが3Dセキュアです。
3DセキュアではIDとパスワードを使ってクレジットカードの本人認証をする仕組みになっています。
クレジットカード番号と有効期限がわかってもクレジットカード決済ができないので、たとえ盗まれてしまっても利用されるリスクが低くなります。
不正利用のリスクをなくせば安心してクレジットカードを利用できるので、クレジットカードを発行するときには3Dセキュアに対応しているものを選んだ方が良いでしょう。
クレジットカードの利息を考えて選ぼう
クレジットカードは分割払いをしたりキャッシングを利用したりするときには利息が付きます。
クレジットカードの利用規約を見てみると、分割払いとキャッシングでどのくらいの利息になるかが明記されています。
クレジットカード会社やカードの種類によって金利が異なるので、分割払いやキャッシングを利用する場合には利息がどのくらいになるかを比較してクレジットカードを選ぶのも重要です。
ただ、金利には業界水準があるので大きな差があるわけではありません。
わずかな違いしかないのであれば付帯サービスが充実しているクレジットカードを選んだ方が良い可能性もあります。
どのくらいの金額の分割払いやキャッシングをするかを考えて、利息の違いがいくらになるかを計算して比較してみるとより良いクレジットカードを選べます。
利息が原因でキャッシングしたお金を返済できないといったトラブルはよくあるので慎重に吟味しましょう。