ニュース番組などを見ていて、こんな話は聞いたことはありませんか。
「ある自治体のゴミ収集車の中から多額の現金が出てきた」というものです。
そんな馬鹿な話、そこの自治体だけじゃないのかと思うでしょうが実際には日本全国広くゴミの中から現金が発見されているのです。
この記事では、ゴミの中から現金が出てきたことをテーマに解説していきます。
気になる項目をチェック
ゴミの中からカバンを持ち帰ってその中に現金が入っていたら
あなたにはゴミに見えなくても、捨てた人にしてみればもう使わないからゴミだと判断されて捨てられてしまうものも少なくありません。
代表的なものにブランドバッグなどがありますが、もしこのカバンをゴミの中から見つけて持ち帰りその中に現金が入っていたらどうなるのでしょうか。
カバンそのものは捨てられているため所有権がなく持ち帰っても何の罪にも問われません。
しかしカバンの中身は違います。
そもそもカバンは必要なくても中身の現金は捨てる予定がなかった可能性があるからです。
つまり現金は遺失物として扱われ、それを拾ったらすぐに警察に届け出なければならないのです。
それをしないでいると遺失物横領罪に問われる危険性があります。
誰にも見られていないし、コッソリもらってしまえば分からないだろうと思っていても、現金の持ち主が届け出をしていてそれが見つかった場合には取り返しのつかないことにもなります。
お金に目がくらむとはこのことで、きちんと届け出をすれば罪に問われることはなくむしろ感謝されるのです。

もし現金を捨ててしまったらどうなりますか?
現金をゴミの中から見つける側になることもあれば、あなた自身がゴミの中に捨ててしまうこともあるでしょう。
では、もし捨ててしまったらどうすれば良いのでしょうか?
最初にすることはゴミ置き場を探してみることです。
収集車が来ていなければまだそこにあるはずですので、臭い汚いは置いておいてしらみつぶしに探してみましょう。
ここで見つからなければ、その日のことをもう一度思い出してみるのも良いです。
本当にゴミ置き場に捨ててしまったのかを思い返すことで、結局自宅にあったというケースも少なくありません。
しかしもし回収された後だった場合、その辺に収集車がいれば捕まえて職員に聞いてみる必要があります。
それでもだめならば自治体に問い合わせてゴミ処理場につないでくれることがありますので、粘り強く聞いてみることが大切です。
大きなものならばまだ可能性はあるでしょうが、現金ですからそう簡単には見つからないでしょう。
ゴミ処理施設の職員も「ゴミを貯めておくバンカーを見てきてください!」と言ってくれますが実際にそこで探そうと思ってもあまりの大きさと他のゴミの量に唖然として、まず見つけるのは不可能です。
できるだけ捨てないように、もしカバンなどを捨てるのであればきちんと中身をチェックして余計なものまで入っていないか見なければなりません。

実際にゴミから現金が出てきた事例はいくつかある
ここでは実際にゴミから現金が出てきた事例を見ていきましょう。
最初に紹介するのは京都市であったケースです。
市内にある民間の廃棄物処理施設の従業員が、ゴミの分別作業中に大きな袋を見つけました!
それを開けてみると1万円札を発見し全部取りだしてみたところ何と1,200万円もみつかった!のです。
これに対して問い合わせがいくつかありましたが、持ち主はすぐには見つかりませんでした。
また、富山市内でも同様のことがありこのケースでは1,700万円が複数のレジ袋から発見されています。
富山市内では廃材の中に置かれていたカバンの中から1,000万円が見つかってもいます。
こうしたケースでは持ち主は見つかっていないものの、実際に見つかったこともあります。
群馬県沼田市にあるゴミ収集会社の敷地で4,000万円が見つかりました!
無造作に現金が入っていたわけではなく帯封などがあったため銀行の出金履歴なども合わせたところ持ち主を特定できたのです。
しかしこの時すでに持ち主は死去していたため相続人である遺族に返還されました。
なぜゴミから現金が発見されるようなことが起きるのか
イージーミスと言えばそれまでかもしれませんが、それにしてもあまりにも多く起こりすぎています。
ここで紹介した事例以外にも毎年のように多額の現金がゴミの中から見つかることがあるのですが、実は背景としてあることが考えられています。
それは1人暮らしの高齢者が死亡した後のことです。
死亡すると基本的には遺族が遺品整理を行います。
遺品というのは人それぞれ異なるため一概には言えませんが、現金まで整理しなければならないこともあるのです。
中には簡単には開けられない金庫に現金をしまっておいたにもかかわらず、遺族がそれを開けずに邪魔だからとそのまま捨ててしまうこともあります。
あるいは誰も住まなくなった家を取り壊した時に残った家具や廃材と一緒にゴミとして捨ててしまうことも少なくありません。
こういったことから現金がゴミになってしまい、日本各地でゴミの中から現金が発見されるのです。
普通に考えれば現金を自らの意思で捨てようという人はいないのではないでしょうか。
いずれの場合も間違えて捨ててしまった、しっかり中身を確認せずに捨ててしまったことから起きているケースが多いのです。
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以上、【ゴミから現金】遺族が遺品整理で誤って捨ててしまうので注意が必要…でした。