キャッシュふるとは、ふるさと納税を代行してもらうことで返礼品の代わりにお金を受け取れるサービスです。
仕組みは単純で、代行業者が利用者からお金を受け取り、ふるさと納税の手続きを代わりに行い、返礼品の受領権を売却して得たお金の一部を利用者の銀行口座に振り込みます。
なお、寄付をしたことによる所得税の控除も受けられると公式サイトに明記されているので、入金分と合わせると効果的に節税できるでしょう。
気になる項目をチェック
キャッシュふるのメリット!自分でふるさと納税するより楽な理由
キャッシュふるのメリットは手間をかけずに高い節税効果を得られるところです。
本来、ふるさと納税は支払った金額に応じて税の控除が受けられます。
これだけでもありがたいのですが、キャッシュふるを使えば返礼品の受領権を売却したお金を受け取れるので実質的な節税効果がより高まります。
自分で返礼品を売却しても同じような結果が得られますが、ネットオークションやフリマアプリを使った個人売買は手間がかかりますし、支払いをしないような悪質ユーザーと遭遇する危険性もあります。
キャッシュふるを利用すれば、こういった面倒ごとから開放されて、メリットだけ受けられるでしょう。
返礼品の受け取りをしなくて済むところも魅力です。
一般的な方法でふるさと納税をすれば返礼品が送られてくるので荷物の受け取りは必須です。
休みの日に配送されるなら時間を縛られ、外に遊びにいけなくなるケースもあるでしょう。
不要な返礼品を処分する手間がなくなるのも魅力的です。
返礼品のせいで生活スペースが狭くなったり、食料品を痛めてしまうことが無くなります。

キャッシュふるを利用するなら気をつけたい注意点!安全に利用するポイント
キャッシュふるはこれまでにないサービスなので少し怖いなと感じる方もいるでしょう。
そんな方のために、安全にキャッシュふるを利用するためのポイントを解説します。
一番に注意すべきことは、受け取れる金額が給与収入の金額や配偶者の有無にも左右されることです。
キャッシュふるは返礼品をそのまま受け取るか、お金を入金してもらうか好きなほうを選べますが、お金を選ぶ場合は申し込みの際に給与収入の金額と配偶者の有無を知らせる必要があり、その内容によって入金額が変わります。
返礼品の種類だけで振り込まれる金額が決まるわけではないので注意してください。
公式サイトでは納税額の20%を受け取れると書かれていますが、これは年収1,200万円のケースです。
年収が600万円の場合は、これよりも受け取れる金額が少なくなる可能性があるでしょう。
キャッシュふるから受け取ったお金が雑所得に該当する点にも注意してください。
キャッシュふるからの入金額を合わせた年間の雑所得が20万円を超えると納税の義務が発生します。

キャッシュふるがオススメな人のタイプ!サービスとの相性を確認!
キャッシュふるがオススメな人は返礼品よりも、お金が欲しい人です。
ふるさと納税で受け取れる返礼品は魅力的なものが数多くありますが、過去に換金性の高い返礼品に人気が集まって問題になったために換金性の低い品物が多くを占めるようになり、返礼品の現金化は難しくなりました。
また、返礼品をフリマサイトなどに出品する行為は禁止されているケースもあり、最悪の場合はアカウントが凍結される危険性があります。
これだけの危険を犯して返礼品を自ら現金化するメリットは無いでしょう。
キャッシュふるを利用すれば、こういったリスクを負うことなく安全に返礼品を現金化できます。
ふるさと納税の節税効果だけ利用したい人にもオススメです。
荷物の受け取りや、品物の処分にかかる手間から開放されます。
仕事で忙しく自宅を開けることが多い場合、キャッシュふるを活用すれば受け取りの心配をせずに済みます。
ワンストップ特例申請も問題無く利用できるので、通常のふるさと納税と同じ感覚で節税できるでしょう。

キャッシュふるの使い方をステップを追って詳しく紹介!
キャッシュふるに試してみたくなった方のために使い方を解説します。
4ステップで必要な手続きが完了し、難しいことはほとんどありません。
ここで全体の流れを把握すればトラブルになることなく現金を受け取れるでしょう。
ステップ1:キャッシュふるに申し込む
まずはキャッシュふるに、ふるさと納税の代行を申し込みましょう。
申し込みにはLINEを使います。
スマホを立ち上げて公式サイトに掲載されているQRコードを読み込んでください。
するとLINE登録の画面が表示されます。
キャッシュふるを友達登録して、メッセージから代行申し込みの旨を伝えましょう。
しばらくすると手続きについてスタッフが詳しく説明してくれます。
指示に従って申し込みをすませてください。
ステップ2:寄付金を支払う
ふるさと納税の金額に応じた寄付金をキャッシュふるに支払います。
1回の利用額は50,000円からとなっているので、この金額以上を寄付するようにしましょう。
ステップ3:振込金額を確認する
ふるさと納税の代行が無事完了すると指定の口座にお金が振り込まれるので、事前に通知された振込金額と相違ないか確認しましょう。
ステップ4:確定申告を行う
ふるさと納税を行った場合は確定申告の際に税の控除の申請を行う必要があります。
この手続きをしないと、ふるさと納税を行っても控除が受けられません。
税の控除のためにキャッシュふるを利用した方は必ず確定申告を適切に行ってください。
キャッシュふる現金化まとめ
キャッシュふるは、ふるさと納税を代行してくれる業者で、返礼品の受領兼を売却することで得たお金を利用者に振り込んでくれます。
キャッシュふるを利用すれば税の控除を受けられるだけでなく、すぐに現金が手に入るので、返礼品がいらない方にとってはお得なサービスです。
自治体から発送される荷物を受け取る必要がないので、純粋に控除だけ受けられます。
受け取れる金額は240,000円納税して48,000円ほどで、換金率は20%ほどです。
これに税の控除が加わりますから、自分でふるさと納税するよりも確定申告後に手元に残るお金は増えるでしょう。
マイホームや車を購入するために貯金しているなら、是非とも活用したいサービスと言えます。
注意点は雑所得が20万円を超えないように調整することです。
キャッシュふるは何度も利用できますが、その度に雑所得が積み重なります。
雑所得が20万円を超えると所得税が発生するため、キャッシュふるの換金率が目減りするでしょう。
お得感のあるサービスなので、賢く使って生活を楽にしましょう。
