現金がなくても商品を購入することができる後払いアプリはとても便利です。
キャッシュレス決済のアプリが後払いサービスも行っていることが多いので、利用者も増えてきています。
しかし、あくまでも支払いを先延ばしにしているだけなので、期日までに代金を支払う必要があります。
この支払いに遅れてしまって滞納してしまった場合、どのようなペナルティがあるのか知っておかなければ危険です。
今回は滞納してしまった場合、どのような状態になってしまうのかを徹底解説していきます。
- ペイチェン
- カイトリング後払い
- スポットキャッシュ
気になる項目をチェック
後払いアプリの未払いをすると遅延損害金が発生する
後払いアプリは様々ですが、多くの場合は翌月に支払いのタイミングが来るはずです。
口座引き落としや携帯の通信費と合算しての請求など、請求の方法は異なるものの支払い自体は同じように行う必要があります。
支払日までに入金できなかったり、支払い手続きを行えなかった場合には未払いとなってしまいます。
未払いの状態になってしまうと、ほとんどの場合でペナルティが発生します。
具体的には未払い状態の後払いアプリの利用が制限されたり、未払い分の金額に遅延損害金が発生するといったものです。
やむを得ない事情がある場合などは連絡をすることで猶予がもらえる可能性もありますが、基本的には未払いになった時点でペナルティが発生するものと思って起きましょう。
未払い状態になってしまった場合、一刻も早く支払いを済ませるようにしましょう!
また、未払いを解消した場合でも今後の利用上限は引き下げられる可能性が高いです。
当たり前の話ですが、利用した分の代金はしっかりと期日までに支払いを行うようにするのが一番です。

後払いアプリの遅延損害金とは何でしょうか?
後払いアプリの支払い期日を過ぎても代金を支払っていないとペナルティが発生します。
そのペナルティの1つに遅延損害金というものが存在しています。
後払いアプリというとお金を借りているという意識は薄くなりますが、要するにお金を借りている状態となるので、お金を貸している側としては期日までに返して貰う権利があります。
貸し付けたお金を回収できないということは、本来であれば別の用途に使えたお金を動かす事ができないわけで、損害が発生していると考えることができてしまいます。
その損害に対して賠償を行うためのお金が遅延損害金というわけです。
この遅延損害金は年率14.6%を日割り計算することになるので、なるべく早く支払いを済ませた方が金額を小さく抑えることができます。
もしも期日を過ぎてしまった場合には、なるべく早く対応することで損害を最小に抑えましょう。
もちろん支払いの期日までにきっちりと支払いを行っていれば遅延損害金は全く発生しません!

後払いアプリと自己破産の関係性を把握しておきたい
自己破産と言えば、借金の返済ができなくなった場合に借金を整理するために行うものです。
聞いたことがある人も多いかと思いますが、細かなことは知らない人も多いかもしれません。
具体的に自己破産とは、どうしても借金の支払いができなくなった場合に、借金を帳消しにするかわりに財産を差し押さえたり、今後の生活の一部が制限されたりといったものです。
後払いアプリの利用についても借金と同様の扱いがされるため、自己破産の範囲内になります。
後払いアプリの種類によっては上現が数百万円になるケースもありますし、複数利用しているケースも少なくありません。
1件1件が少額の場合は弁護士費用などが大きくなってしまう可能性もありますが、自己破産で後払いアプリの支払いについても整理することが可能です。
後払いアプリのみでの債務整理を行うというよりは、他の借金とあわせて処理することが多いかとは思いますが、基本的には後払いアプリも借金の一種という考えで構わないでしょう。

後払いアプリにおける信用情報の扱いについて
信用情報という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これはクレジットカードを作ったりローンを組む場合に参照されるデータで、これまでにクレジットカードの支払いが遅れたりローンの支払いが遅れたといった金融事故があったかどうかといったデータなどが記録されています。
つまり信用情報に問題があるとカードやローンの審査に影響があるということです。
一方で多くの後払いアプリでは登録の際に審査がありませんから、信用情報に問題があったとしても関係なく利用することができてしまいます。
そういう意味ではクレジットカードが使えない人でも利用できる便利なサービスと言えます。
また、後払いアプリの支払いに遅れてしまったとしても、基本的に信用情報にその情報が記載されることはありません。※一部の後払いアプリのみ信用情報に登録しているため影響があります
ただし、これとは別に後払いの方法として各種携帯電話の通信費と合算して請求されているケースでは、本体を分割で購入しているようなケースだと信用情報に影響があるケースもあります。

後払いアプリの滞納した際の対処法とは
当然ですが、後払いアプリの支払いは滞納しない方が良いです。
滞納することによってアプリ自体が利用できなくなってしまう可能性がありますし、滞納した分だけ支払う金額が大きくなってしまいます。
最悪の場合だと支払う金額が大きくなりすぎて、返済できず自己破産となってしまうケースも考えられます。
また、利用しているアプリや支払い方法によっては後払いの代金を支払うのが遅れてしまった場合、信用情報に傷がついてしまう可能性があります。
信用情報に傷が付くと、新たにクレジットカードを作る際に審査に落ちてしまったり、カードローンや住宅ローンなどのローンを組む事ができなくなってしまう可能性もあります。
支払いを滞納することにはデメリットしかありませんので、しっかりと期日までに支払えるように計画的に利用する事をおすすめします。
また、各種アプリの利用状況を管理するのは難しいため、後払いに関しては利用するアプリをある程度の数までに制限しておいた方が良いでしょう。