消費生活というのは要するに人間が社会の中で活動する事において、お金を使って行動することを全般的に指すことになります。
自給自足の場合はあまり消費生活とは言わないので、基本的には現金を活用して行動することがその定義の一つとなることでしょう。
商品を購入してそれを消費するということであり、それらは地位とか経済力に関わることなく、誰しも実行していることといえます。
巣ごもり消費について
巣ごもり消費というのは簡単に言ってしまうと色々な事情において家の中に長くいなければならないような状況というのもあったりする場合において、消費が増える部分のことをいいます。
人間は誰しも家にいると増える消費というのがいくつかあるわけです。
例えば家の中で行うことができるような娯楽であったり、普段は社会人や学生として1日の半分くらいは外で過ごすということが多いでしょうがそういうところで消費されていくものというのが今度は家の中にいなければならないので家の中で消費されていくということで増える商品でもあります。
消耗品なんかはわかりやすい事例であるといえるでしょう。
家の中の娯楽といえばゲームとか最近では動画コンテンツ配信サービスであたりすることが多いです。
そうした消費が増えることがあるのが巣ごもり消費ということになります。
家の中にいることによる増える消費、と考えておけばよいでしょう。
オタク消費について
オタク消費とはいわゆるオタク系コンテンツにおける消費のことを言うわけですがかなり幅が広くなってきてるので今ではあまりジャンルが極端に限定される、ということはなかったりします。
昔はゲーム、アニメ、漫画などのコンテンツのみでしたが、オタクという定義が広がっているわけであり、それこそ鉄道オタクとかもそうですし、アイドルオタクもそうです。
このあたりはまだまだオタクとして認知度は高いですが、他にも昔とは違ってお洒落感のあることもオタク消費として扱われることが多くなってきています。
つまりは、それにオタク消費というのはそれにのめり込んでいると言うのであればオタク消費の定義に入れるべきであろうという考え方も増えてきているということになります。
そもそも明確にオタク消費というのが経済学的に分類されているわけでもありませんから、結構あいまいなのです。
コト消費について
コト消費はなかなか難しいわけですが、簡単にいえば満足できる経験とか体験ができる消費活動、ということになります。
ある意味で消費活動としては娯楽系に分類することになりますし、それこそオタク消費にもそうした側面があるといっても過言ではないでしょう。
モノ消費とは違う、それとは区別されるものであり、具体的にモノを買うわけではない、というわけでもないのがなかなかに難しいところです。
コト消費としては製品を購入して使用したりすることも定義ではあるのですが、単品の機能的なサービスでのメリットではなく、個別の事象が連なった総体である一連の体験が対象となるのです。
それを目的として消費活動であるわけですがサービスを受けるとか物を購入するということもそうなのですがその上で一連の流れとしてその購入した行為や雰囲気などに価値を見出していることに関しての消費、となります。
サブスクリプション消費について
サブスクリプション消費というのは定期購入するようなものということが今までの定義としてあったわけです。
例えば新聞の購読とか定期的に購入している物品であれば基本的にはこのサブスプリクション商品というものに該当することにはなります。
しかし、最近ではサブスクリプション消費ということになりますと音楽とか映像の配信サービスとか様々なソフトウェアの月額の利用、つまりは定期的に利用するということを契約するというサービスのことを指すことが多いです。
どちらの意味に意味にしても要するに約束した期間での購入の連続を行うこと、ということには違いはないことになります。
企業側としてもこのサブスプリクション消費というのが増えてくるということは売上の安定化につながるということでもありますので、そういうサービスを増やしていくということが期待されているわけです。
インバウンド消費について
インバウンドとは外からの、という意味であり、それらの消費というのは要するに外国人が日本に訪日してきてそこで消費されていくもの全般を指すことになります。
それは買い物、宿泊、飲食などであり、要するに外貨が持ち込まれるという感じになるわけです。
正確に言うと外貨から日本円にして使ってくれるという形ではありますが、とにかく日本の消費の限界を超えて海外からの財が持ち込まれるというような形になりますから、世界的に見てこれがかなり期待されているものでありいかにそれを増やそうとするかということが求められたりもしています。
観光客に対しての様々な優遇措置であったりとか移動のしやすさ、それこそインフラ関係なんかも揃っているということがインバウンド需要を増やすためには必要になります。
カントリーリスクなども含めて国全体で取り組んでインバウンド需要を増やそうとしているくらいです。
消費生活の現金化まとめ
様々なタイプの消費というのがやはり経済活動の発展によって生まれてきました。
しかし結局のところ消費活動であるということには違いないわけであり、消費生活は人間社会において様々な生産物やサービスを提供していく上で確実に行われるものであり、その性質が違うことによって名前が少し変わる程度の話でもあるといえるでしょう。
そして、この消費活動を行うということにはお金が必要になってくるわけです。
必要な時に必要な分のお金がないということは結構あったりするわけでそんな時に活用できるのが現金化という行為です。
クレジットカードの現金化、つまりはショッピング枠の現金化を行うということによって様々な消費活動におけるうまく自分の収入が入るタイミングと合わなかった時などに活用することができるようになっているわけです。
以上、巣ごもり消費からインバウンド消費まで消費活動の種類を探ってみた!…でした。