人生において様々なシーンで資金が必要になることがあります。
そして多くの場合は、その調達方法としてローン(借入)が選択肢にあがります。
しかしそういった時に気になるのが金利です。
そう、「超低金利ローン」とはその名の通り、通常のローンに比べて金利が低いものです。
ローンには教育ローンや住宅ローン、マイカーローンなどその目的に合わせて種類がありますが、いずれにしても金利が低いとはいえません!
一方で金利が低いといわれているローンに「フリーローン」があります。
気になる項目をチェック
超低金利ローンであるフリーローンとは
前述した各種ローンでは借入金の使い道が決まっていましたが、フリーローンでは使い道を問われることはありません。
しかし借入回数が決まっていて一度きりなので、一度借りてしまうとあとは返すのみです。
そしてこれがフリーローンのメリットであり、デメリットでもあるのです。
一度しか借りられないということは、繰り返し借り入れをしてしまうことを防ぎ、ローン地獄に陥る可能性が低いのです。
一方で実際に融資を受けるまでにかかる時間が長めなのも特徴で、平均すると一週間近くかかります。
そのため急ぎで資金調達が必要な場合には、フリーローンは不向きだといえるでしょう!
フリーローンは様々な銀行などの金融機関がおこなっていて、その金利も異なります。
たとえばR銀行では金利が年6.0%から設定されています。
また同銀行の住宅ローンを利用している場合には、優遇措置として0.5%の金利の引き下げがあります。
もうひとつ例にあげると、T銀行では金利が年に1.4%からとなっていて、返済期間が最長15年と長めなのが特徴です。
銀行系の超低金利ローンを細かく見ていこう!
①三井住友カード カードローン
このローンの金利は1.5%から15.0%で、審査時間は最短5分、また最短5分で融資を受けることができます。
WEBで全てが完結する上に、24時間手続きをすることができます。
コンビニでの借入も可能なため、手軽に利用できるカードローンといえます。
借入限度額は900万円です。
②楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローンは金利が年に1.9%から14.5%に設定されています。
審査時間は最短で当日、翌日には融資を受けることができます。
WEBでの手続きやコンビニからの借入も可能です。
借入限度額は800万円です。
また学生であっても条件次第では融資を受けることができます。
③三菱UFJ銀行 バンクイック
三菱UFJ銀行のカードローン、バンクイックの金利は年に1.8%から14.6%となっています。
審査と融資までの時間はいずれも翌営業日が最短です。
WEBでの手続きやコンビニでの借入は可能ですが、借入限度額は500万円までと低めです。
消費者金融関連の超低金利ローン2選
消費者金融は銀行系のカードローンに比べて敬遠されがちです。
確かに金利は高めに設定されていることが多いのですが、融資までの時間が非常に早いというメリットがあります。
そこでここでは、消費者金融系のローンのなかでも超低金利のものを紹介します。
①プロミス
金利は年に4.5%から17.8%です。
審査時間は最短で25分、即日融資が可能です。
借入限度額は500万円ですが、無利息期間があり初回の借入日以降は30日間がその期間です。
WEBでの手続きもできますが、店頭窓口もあるためスマホなどの操作が苦手な人でも問題ありません。
②SMBCモビット
SMBCモビットのローン金利は年に3.0%から18.0%と、最低金利はプロミスよりも低く設定されています。
審査時間は最短30分、最短即日で融資が可能な点はプロミスと変わりません。
借入限度額は800万円と多めですが、無利息期間がないのが残念なところです。
コンビニでの借入は可能ですが、店頭窓口が設置されていないため、利用者の選択肢が少ないといえます。
しかし返済分のTポイントが貯まるため、Tポイントユーザーにとってはメリットが大きいでしょう。

超低金利ローンの注意点を事前に利用する前に詳しく見てみよう!
超低金利ローンを利用するということは、そのぶん返済総額や金利手数料を低く抑えることができるというメリットがあり、ローンを選ぶ際の最重要項目になります。
しかし超低金利ローンにはデメリットもあり、知らない間に損をしていたというケースもあります。
たとえばローンの金利には「固定型」と「変動型」があります。
市場金利そのものは景気によって変動しますが、固定型であれば金利が変わることはありません。
一方で変動型の場合は、市場金利が上がればローン金利も上がりますが、市場金利が下がればローン金利も下がります。
そのためどちらのタイプを選ぶかも重要になってきます。
また超低金利ローンの場合は、つい最低金利に注目しがちですが、最低金利よりも注目すべきは最高金利です。
そして自分の状況だと金利が実際にいくらになるのかを、シミュレーションしておく必要があります。

超低金利ローンを利用して現金化するということは
現金が急に必要になった際の調達手段として、ここでは超低金利ローンを紹介しました。
また実際に存在する超低金利ローンの具体的な金利や利用方法などの比較もおこないました。
見ていくとわかるように、同じローンといっても銀行系か消費者金融系なのかによっても異なる傾向があるのが明らかです。
それぞれにメリット、デメリットがありますが、単純に最低金利だけを比較するのであれば銀行系の超低金利ローンの方が分があります。
しかし審査時間や融資までのスピード、無利息期間の有無などはローンによって異なるものです。
また借入のしやすさだけではなく「返済のしやすさ」にも注目することが超低金利ローンの利用には必要な視点になってきます。
クレジットカード現金化やキャリア決済現金化にも共通することですが、超低金利ローンもこれらと同様に現金調達の後には返済が待っています。
まさに「ご利用は計画的に」という標語が正しいのです。