携帯キャリア決済は現金をすぐに手にすることができる便利なシステムです。しかしこれが法を犯すような行為であるのかがいまいちわからず、利用をためらう人がいます。ここではまず、携帯キャリア決済が違法なのかどうかを説明しています。その後このシステムを利用するにあたり、考慮すべき点をいくつかピックアップしています。

キャリア決済で現金をすぐ手にできるのは違法ですか?失敗しないやり方

キャリア決済で現金をすぐ手にできるのは違法ですか?失敗しないやり方

フレコ

携帯キャリア決済現金化はお金が必要なときに現金を手にすることのできる方法の1つです。

比較的容易に行えるとあり、若者の利用者もたくさんいます。

しかしこれが違法であば、利用を控えたいと感じる人がいるのも事実です。

では実際にキャリア決済現金化は法に触れる行為なのでしょうか?まずはこの点をご説明したいと思います。

その後、この方法によって現金を得ることに伴うリスクについてご紹介いたします。

注目のページ

携帯キャリア決済現金化そのものは法律に違反する行為ではない

単刀直入に言うと、携帯キャリア決済現金化は違法ではありません。

そのためこの行為が世間に知れてしまっても、逮捕や刑罰の対象とはならないのです。

携帯キャリア決済の流れは商品を購入してそれを販売し、現金を得るというものです。

携帯キャリア決済を利用した場合、購入した商品の支払いは毎月の決済日に行われます。

つまり決済日までに引き落とし口座にお金を振り込んでおけば問題なく支払いがなされるわけで、商品購入時に口座にお金が入っていなくても買い物ができる仕組みとなっています。

携帯キャリア決済現金化の取引の流れの中に違法性はなく、法律で裁かれることはありません。

しかし業者を介して現金化を行う場合、手数料が差し引かれます。

そのためこの方法で現金化を繰り返すと手数料の支払いが増えていき、決済日までに必要な額のお金を口座に振り込むのが難しくなることもあります。

こうした状況を踏まえて、携帯キャリア決済現金化を頻繁に行うのは控えた方が無難です。

携帯キャリア決済現金化は違法ではないが携帯電話会社の規約違反

上記の項では携帯キャリア決済現金化は違法ではないとお伝えしましたが、それでも手放しで喜べるような行為ではありません。

実のところ携帯電話会社のほとんどは顧客に対して携帯キャリア決済現金化を禁じる規約を提示しています。

当然のことながら携帯電話会社と契約するためには規約に同意しなければなりません。

そして同意している以上、厳密に言うと携帯キャリア決済現金化を行うことはできないのです。

正直なところ、携帯キャリア決済現金化を行ったという事実を携帯電話会社が突き止めることは容易ではありません。

そのためこの行為が携帯電話会社に知れてしまうことは滅多にないのです。

それでもキャリア枠の決済日までに必要な額のお金が振り込まれていなかったり、携帯電話会社からの請求の電話に応じなかったりした場合は調査がなされることがあります。

ここで携帯キャリア決済現金化がバレてしまった場合、ペナルティーが科せられることとなります。

携帯キャリア決済現金化がバレてしまった場合に課されるペナルティー①

では携帯キャリア決済現金化が携帯電話会社にバレてしまった場合、どのようなペナルティーが課されるのでしょうか?主なペナルティーは2つです。

それらは携帯キャリア決済の利用制限、もしくは停止です。

つまり携帯電話は引き続き利用することができますが、キャリア決済によって買い物できる額が少なくなったり、場合によってはそれが全くできなくなります。

携帯電話会社の多くは規約に違反した顧客に対して厳しい見方をします。

そのため同じ会社との契約を続ける限り、キャリア決済の完全復活はないと考えた方がよいでしょう。

携帯電話の利用料金は家族割りや学生割引など、様々なプランが設けられています。

そのため顧客は自分に合ったプランを利用するわけですが、解約やプランの変更は支払い額の面で顧客にデメリットをもたらすことがあります。

そのためたいていの顧客は現在利用しているプランを変更したくないと感じます。

もし解約やプランの変更というリスクを回避したいのであれば、携帯キャリア決済現金化には十分に注意すべきです。

携帯キャリア決済現金化がバレてしまった場合に課されるペナルティー②

携帯キャリア決済現金化がバレてしまった場合、さらに重いペナルティーが科されることもあります。

それらは強制解約、そしてブラックリストへの登録です。

何度も携帯キャリア決済現金化を行った証拠をつかまれた場合、このような処罰に至る可能性があります。

強制解約の場合は新たな携帯電話会社と契約することで携帯電話やキャリア決済の利用が再び可能となります。

しかし長年契約していた携帯電話のプランを解約する場合、割引などのベネフィットを手放す形となりますので、これは大きな損失でしょう。

強制解約の場合はまだ携帯電話を使用できますが、ブラックリスト入りしてしまった場合は携帯電話の利用すら難しくなってしまうこともあります。

そのためブラックリスト入りは最も重い処罰であると言えます。

携帯キャリア決済現金化を頻繁に行うことはかなりリスキーです。

また現金化のために毎月同じ商品を購入している場合なども怪しまれることがあります。

違法ではないが、できることなら避けた方がいい携帯キャリア決済現金化

これまで見てきたように、携帯キャリア決済現金化は違法ではありません。

しかし携帯電話の利用規約に違反する行為です。

そのためこの行為が携帯電話にバレてしまうと、ペナルティーが科せられます。

また携帯キャリア決済の利用枠はクレジットカード現金化のように高額ではありません。

一般的には最高でも10万円ほどです。

しかし携帯キャリア決済は決済日の支払い方法に分割を設けていません。

そのため利用した額は一括払いしなければならないのです。

仮に10万円を携帯キャリア決済現金化した場合、決済日までに10万円を振り込む必要があります。

まとまったお金を用意できる人であれば問題ありませんが、そうでない人の場合は返済に苦労します。

また業者を利用した場合は手数料を差し引かれるために、携帯キャリア決済現金化を繰り返し行うと負債が増えることになります。

このように様々なデメリットがあるために、利用する前にこれらについてしっかりと考慮する必要があります。

以上、携帯キャリア決済現金化は違法?利用の際に考慮するべきポイントとは?…でした。