ファクタリング業者を利用するには売掛金が必要となるので、本来であれば返せないといった事にはならないはずなのです。しかし何らかのアクシデントが発生してしまうと返済できない事態に陥ることがあります。ここではファクタリング業者を利用して返せなくなったしまったとき、どのように対処していけばいいのか解説していきます。

ファクタリングで返せない!一括返済できないなどの問題について考えてみる

ファクタリングで返せない!一括返済できないなどの問題について考えてみる

ファクタリングを利用したとき三社間で契約をしているなら合意しているので、返済できなくても大きな問題にはならないですが、二社間で利用をしたとき返済が滞ってしまうと、借金をしたときと同じような状況に追い込まれていきます。

業者によっては悪質なのもいますから、返済ができないとわかると取立てが執拗になり精神的に追い込まれる事態になってしまいます。

ここではファクタリング業者に返せなくなるとどうなってしまうのか?返せないときどう対処すればいいのかご紹介していきます。

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ファクタリングで返済が間に合わないと大変なことになり兼ねない!

ファクタリングは二社間と三社間の2種類があり、三社間の場合はトラブルに遭っても合意の元で契約をしているため問題になりませんが、二社間で取引きをした場合は返済が間に合わないと大変なことになってきます。

二社間の場合は申込者本人が返済を行わなければならないので、期日までに間に合わないといろいろと厄介なことになってしまいます。

ファクタリング業者は秘密厳守を基本としているので、取引先や社員など関係者にはわからないように配慮してくれるのが基本です。

しかし返済できないとなると取引き先に確認の電話や会社に担当者が出向いたり、郵送や速達でファクタリング業者から催促されることがあります。

本人が対応できればバレることはないのですが、不在で家族や社員などが対応してしまうとファクタリングを利用したのが発覚する恐れが出てきます。

下請けや納品先に知られると信用問題に発展していくこともありますから、二社間契約の場合は返済が遅れると催促が執拗に来る事を頭に入れておく必要があります。

悪質なファクタリング業者なら早めの弁護士相談をする

反社的なファクタリング業者の場合だと、申し込みするときは温和な対応をしてくれていても、返せなくなると態度が一変することがあります。

表向きは普通の会社に見えても裏では反社とつながっていると、取立てがサラ金のように厳しくなってきます。

昔のファクタリングは取立てが基本で、返済ができないと金貸し屋からファクタリング業者に依頼して貸した金を全額回収していました。

今ではダイレクトにファクタリング業者とつながっているので、返済できないとわかると鬼電や催促の封筒が来るため精神的にもきつくなってきます。

悪質な業者だと闇金とつながっていることがあるので、法外な利息で貸し付けて来るケースもあります。

闇金と関わってしまうと、ファクタリングに支払う金額は一時的に立て替えることができても、利息だけの支払いが延々と続いてしまうため、結果的に破産する事態に陥ってしまいます。

もし返済ができないのであれば法律で解決することができるので、早めに弁護士に相談することをおすすめします。

ファクタリング返済が厳しいようであれば詳しい弁護士に相談する

返済がきつくなったら一人で悩まずにファクタリング返済に詳しい弁護士に相談するのがベストです。

弁護士を通せば法の力で催促の連絡を止めることができます。

法律事務所に相談したその日にファクタリング業者の方へ連絡を入れてくれるので、ファクタリング業者は催促することができなくなります。

ファクタリングは原則、分割払いは行えないので返済は一括払いとなります。

しかし弁護士に相談すれば任意整理で解決できることもあるので、支払える金額なら分割払いに応じてくれます。

業者の方としても破産されては元金を回収できなくなってしまうので、分割払いに応じざるを得なくなります。

分割払いの交渉をする前に弁護士に払う費用も必要となるので、ファクタリングの分割をする場合は先に弁護士に着手金を払うことになります。

着手金の場合でも分割払いに応じてくれるので、弁護士の支払いが終わってから任意整理の手続きに入ることになります。

弁護士に払う費用は2ヶ月から半年ほど分割払いの猶予を持ってくれるので、ファクタリング業者に返すのはそれからとなります。

ファクタリング利用でどうしても返せない場合の処理について

返済の目処が付かない場合は、ファクタリング業者と弁護士が話し合って自己破産をするという方法もあります。

自己破産をしてしまうと7年間はローンが組めなくなってしまいますし、ファクタリング業者の間でもブラック扱いとなってしまうため、今後新たに事業を始めようとしても社会的な制限がかかってしまいます。

破産した後に仕事をしようとしても警備会社や金融機関で働くこともできなくなるため、働ける職種にも制限が出てしまいます。

ファクタリングで返済ができなくなって破産した場合は、最悪生活保護になることもあるために十分な注意が必要です。

生活保護と年金で暮らすという方法もありますが、できることなら債務整理の中の任意整理か調停で解決するのが望ましいです。

ファクタリングで調達した金額がそれほど大きくない場合は、おまとめローンなどのビジネスローンもあるので大口で借りて返済するのもひとつの方法です。

任意整理をしてしまうと信用情報機関に登録されてしまうため、ビジネスローンも利用できなくなります。

返済を解決する方法としては…

・金利の低いローンを利用して一括返済をする。
・それが無理だったら弁護士に相談をして任意整理をする。
・それでも返済が無理なら最後は破産するということになります。

ファクタリングは利用する前に必ず返済方法を確認しておかないといけない!

ファクタリング業者で現金を調達してしまうと返済は一括払いとなってしまうので、利用する際は十分に注意する必要があります。

もし返済ができなくなってしまうと取引き先や関連会社にファクタリング業者を利用したのが発覚する恐れが出てくるので、さらに窮地に追い込まれるようになってしまいます。

売掛金が確実に回収できるとわかっていればいいですが、先が読めない中での利用は返済できないリスクが伴ってきます。

ファクタリングでどうしても分割払いにしたいというのであれば、弁護士に相談して任意整理で分割払いにしていくのが最も近道です。

給与ファクタリングの業者も最近増えてきましたが、自分の給料までも前払いしてしまうようになると破産へと進んでしまいます。

ファクタリングの返済が難しい時は、早めに弁護士または借金に詳しい司法書士に相談した方が早く解決します。

以上、【ファクタリング返せない】支払い遅れや踏み倒しなどをどう解決するのか?…でした。