ファクタリング利用時、取引先にバレる可能性はあります。
ただ、2社間ファクタリングを利用することで、バレる可能性を大幅に抑えられます。
今回は、
といった、ファクタリング利用前にこそ知っておきたい情報をまとめました。
気になる項目をチェック
2社間ファクタリングは取引先にバレにくい
ファクタリングは、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングに分かれます。
2社間は自社(個人)とファクタリング会社のみの取引ですが、3社間は取引先も含まれます。
2社間ファクタリングは、取引先への通知も不要なので、ファクタリング利用を知られる可能性が低くなります。
そもそもファクタリングとは?
ファクタリングは、売掛債権(売掛金)をファクタリング会社に買い取ってもらうことで、現金を調達する方法です。
ファクタリング方法には、2社間ファクタリング、3社間ファクタリングがあり、それぞれ手続き方法、サービス内容が異なっています。
項目 | 2社間 | 3社間 |
取引先への通知 | 不要 | 必須 |
入金スピード | 数日 | 数週間 |
手数料 | 高め | 低め |
2社間ファクタリング
2社間ファクタリングは、自社(個人)とファクタリング会社の2社で取引が完了するファクタリング方法です。
手続き書類も少なく、現金調達までがスピーディ。申し込み当日の現金調達も現実的です。
ただ、3社間ファクタリングに比べ、手数料が高めに設定されています。
3社間ファクタリング
3社間ファクタリングは、自社(個人)、ファクタリング会社、そして取引先(売掛先)の3社で手続きを行う方法です。
取引先にファクタリング利用を知らせた上で、売掛債権の譲渡手続きを行うため時間がかかります。
ただ、ファクタリング会社側の回収リスクが低くなるので、手数料は低めに設定されています。
取引先にファクタリング利用がバレるケース
取引先にファクタリング利用が知られてしまうケースをまとめました。
3社間ファクタリングを利用した場合
冒頭でも解説した通り、3社間ファクタリングを利用した場合、取引先にファクタリング利用が知られます。
ただ、ほとんどのファクタリング会社は、2社間と3社間ファクタリングのサービスを提供しているので、申し込み時にファクタリング方法を選べない訳ではありません。
取引先に知られたくない場合は、申し込み時に2社間ファクタリングの利用を伝えましょう。
売掛金を払わない
2社間ファクタリング利用時、取引先から支払われた売掛金は速やかにファクタリング会社に送金する契約になっています。
そのため、期限内に売掛金が振り込まれず、ファクタリング利用者と連絡が取れない場合、ファクタリング会社は取引先に【債権譲渡通知】を行います。
【債権譲渡通知】は、債権が第三者(ファクタリング会社)に譲渡されていることを示した証明書です。
証明書を見れば、ファクタリングを利用したことが分かるので、必然的にバレてしまいます。
複数のファクタリング会社に売掛金を譲渡
1つの売掛債権を複数のファクタリング会社に譲渡(売却)することは、犯罪行為です。
詐欺罪や横領罪に問われます。
場合によっては実刑判決は免れるかもしれませんが、会社(個人)に明るい未来はないので、絶対に止めましょう。
債権譲渡登記を見られる
ファクタリング利用時、法務局が管轄する債権譲渡登記が必須になります。
債権譲渡登記とは、債権を第三者(ファクタリング会社)に譲渡したことを示す手続きです。
ファクタリング契約後、ファクタリング会社は債権譲渡登記を行います。
この債権譲渡登記を取引先に通知することはありませんが、登記自体は誰でも確認することが可能です。
取引先が定期的にすべての債権譲渡登記を確認することはないと思いますが、確認された場合はファクタリング利用がバレてしまいます。
取引先にファクタリング利用がバレた場合
取引先にファクタリング利用がバレた場合に考えられるのは、信用を無くすことです。
ファクタリング自体、経済産業省も推奨する現金調達方法ですが、やはり取引先から見ると”資金に困っている”と見られてしまいます。
その結果、取引がストップしてしまう可能性もあります。
なお、取引先と対等な関係を築いていれば、ファクタリングの利用に理解を示してくれるケースも。
理解してくれる場合は、手数料が低めで取引先への通知が必須な3社間ファクタリングがおすすめかもしれません。
銀行にはファクタリング利用はバレない
ファクタリング会社を利用し、現金調達を行っても銀行に知られることはありません。
一般的に銀行融資やビジネスローンなどの借入を行った場合、信用情報に記載されますが、ファクタリングは”借入”ではないので、信用情報に記載されません。
また、決算書類にもファクタリング利用の記載をする必要もないので、安心して利用できます。
ファクタリングで調達したお金の使い道は自由
ファクタリングの譲渡(売却)で得たお金の使い道に制限はありません。
銀行融資やビジネスローンでは、借りたお金の使用目的も審査の対象ですが、ファクタリングではそのような審査もなく、伝える必要もありません。
運転資金、賃金、税金の支払いはもちろん、フリーランスであればプライベートなことに使用することも問題ありません。
ファクタリングのバレる バレないに関する質問Q&A
- はっきり言ってファクタリングはバレる?バレない?
- 取引方法によります。取引先を巻き込んだ三社間ファクタリングは確実にバレる取引ですが、ファクタリング会社だけの二社間ではバレない取引になります。
- ファクタリングがバレるときはどんな時で、バレない時はどんな時ですか?
- ファクタリングがバレるときはファクタリング会社が取引先に来た時ですが、三社間でない限りそれはありません。なので基本二社間取引でバレることはありません。
- ファクタリングがバレるリスクは?バレないようにするには?
- 取引先がこちらの資金繰りに問題があると感じ、手を引くリスクがあります。バレないようにするには二社間ファクタリングです。
- ファクタリングの利用は銀行にバレる?バレない?
- バレることはありません。融資でもありませんし、よほど帳簿を注視しないとファクタリング会社の存在がバレないようになっています。
- 社員にファクタリングの利用はバレる?バレない?
- 基本バレないですが、経理や役員にはバレることはあります。
バレないファクタリング方法のまとめ
ファクタリング利用を取引先にバレずに行うには、2社間ファクタリングがおすすめです。
確実にバレないという保障はありませんが、バレる可能性を減らすことができます。
なお、取引先にバレても問題ないという場合は、ファクタリングの手数料も抑えられる3社間ファクタリングがおすすめです。
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