気になる項目をチェック
クレジットカードの料金滞納をするとどうなるのか
クレジットカードは信用取引の一種で、利用した金額を定められた日に支払わなければなりません。
クレジットカードの支払いは口座引き落としが一般的で、口座に残高が十分にないと料金滞納になってしまいます。
クレジットカードの料金滞納になるとどうなるのかを知っておくのは正しい使い方をする上で欠かせません。
クレジットカードの料金滞納をするとまずクレジットカード会社から連絡があります。
うっかり忘れてしまうのは誰でもあり得ることなので、すぐに支払うように促してくれるのが通例です。
この時点ですぐにし針をすれば問題にならない場合がほとんどです。
しかし、指摘を受けたのに支払わなかった場合にはクレジットカードの利用停止になります。
そして、督促状が届き、期日までに支払いがなかったときには強制解約になるのが一般的です。
金額が大きい場合には強制執行によって差し押さえを受けることもあります。
個人信用情報にも記録が残ってしまいます。
クレジットカードの有効期限(更新時期)について知っておこう
クレジットカードには有効期限が定められています。
カードの表面に何年の何月まで有効かが4桁の数字で刻印されているので、いつまで使えるのかは一目でわかります。
クレジットカードは有効期限になったら解約になるのではなく、更新をする仕組みになっているのが普通です。
有効期限が近づくと更新時期になったという連絡がクレジットカード会社から届くこともあります。
更新のときに審査を再び行うことが多いため、登録内容に不備がないかを確認してもらうのが主な意図です。
審査を無事に通れると新しいクレジットカードが届きます。
利用可能枠が更新されることも多く、収入が増えた場合にはもっと使えるようになるのが一般的です。
ただ、クレジットカード会社によっては特に連絡がなく、期日になったら自動更新の手続きが進められて新しいクレジットカードが届くだけのこともあります。
審査落ちになったときにはその通知が届くだけのこともあるので気を付けましょう。
クレジットカードのタイプ別のメリットとデメリット
クレジットカードには通常カードの他にゴールドカードやプラチナカードなどの上位カードがあります。
タイプによってメリットやデメリットに違いがあるので、タイプ別に特徴を理解して必要なカードを発行してもらうのが大切です。
通常カードは年会費が無料か少額で良いのがメリットです。
ゴールドカードなどの場合には年会費が数千円から一万円以上もかかることがあります。
しかし、空港のラウンジを使える、充実した保険に入れるなどのメリットが多いのがゴールドカード以上の上位カードの魅力です。
通常カードは最小限の内容になっているので特典は少ないのがデメリットになります。
また、ゴールドカードやプラチナカードは見た目で分かるようにデザインされていて、ステータス感があるのもメリットです。
ビジネスシーンでは自分の身分の高さを理解してもらうのに効果的なのでステータス感重視で上位カードを持っている人も少なくありません。
クレジットカードの署名裏面サインは必須なのか
クレジットカードは利用する前に署名裏面サインをすることが求められます。
裏面に署名欄が設けられていて、その署名欄に直筆でサインをしたものが有効というのが原則です。
店頭での支払いにクレジットカードを使うときには署名があるかどうかを確認されます。
空欄のままの場合には利用を断られてしまうでしょう。
これはクレジットカード決済をするときに伝票にサインをするケースだけでなく、サインレス決済をするときも同様です。
ただ、ネットショッピングにだけ使うような場合には、署名を確認されることはありません。
店頭でもクレジットカードを店員に渡さないことが増えたので署名していなくても大丈夫なのではないかと思う人もいるでしょう。
現実的にはサインなしでもクレジットカードを使えますが、利用規約には違反しています。
悪用されてしまうリスクを下げるためにも、クレジットカードを手に入れたらすぐに直筆でサインをするのが大切です。
クレジットカードで過払い金が発生しているケースはあるのか
クレジットカードでは分割払いをしたりキャッシングをしたりすることもできます。
消費者金融などでお金を借りたときに、多額の利息を支払っていて過払い金が発生しているケースがあることが知られてきました。
クレジットカードの場合にも分割払いやキャッシングで過払い金が発生していることがあるのでしょうか。
実際にはクレジットカードでも過払いになっていて、手続きをすれば返してもらえることもあります。
利息制限法などのお金の貸し借りに関わる金利の関連法律が改正された影響で、改正以前にキャッシングなどを利用していたケースでは過払い金が発生していることがあり得ます。
改正以後の場合に過払いになっていることはまずありませんが、何らかの不備によって利息を取りすぎていたというケースもないわけではないでしょう。
返済に苦労しているときには弁護士や司法書士に相談して過払い金があるかどうかを調べてもらうのが得策です。
クレジットカードの口座変更手続きについて理解しておこう
クレジットカードの支払いでは口座振替が用いられています。
クレジットカードを発行してもらった時点で口座を登録し、その口座から毎月引き落としてもらうのが一般的です。
ただ、クレジットカードを発行した後に他の口座に変更したい場合もあります。
クレジットカードの口座変更手続きは簡単なので、必要を感じたときにはすぐに行うと良いでしょう。
一般的にはインターネット上で口座変更手続きの申請を行えます。
新しい引き落とし口座の情報を登録するだけの簡単な手続きです。
ただ、指定する銀行口座によってオンライン手続きだけで済ませられるかどうかが異なります。
銀行によっては口座振替依頼書を提出しなければならないからです。
銀行での手続きもクレジットカード会社が代行してくれますが、必要書類は送らなければなりません。
口座振替依頼書の提出が必要な際にはクレジットカード会社から送られてくるので、必要事項を記入して返送しましょう。